my proud story

proud story代表 知夏七未です。proud storyプロジェクトにこめた想い、私なりの”素敵な自慢話”。

DNAには逆らえない

実家の押し入れから小さい頃のアルバムを引っぱり出していて、思ったこと。

 

TVの形に昭和を感じすぎる。。

じゃなくて、 

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母!!!

美!!!!!!

 

我が親ながら、若き日の母の華やかさに若干ビビりました。

 

一方のおとんは記憶通り、家で娘と寝てる時もサングラス。

そしてあぁ、私完全に父親のDNAを受け継いでるなぁと思っちゃったわけです。 

 

サーキットの写真もたくさん。 

その熱狂を今でも録画した映像みたいに強烈に覚えていて。

割れるほどの車の爆音と、人の海の歓声。

目の前で起きていることが何なのかはわからなかったけど、会場のその高揚感に私も興奮して楽しいと思っていた気がする。

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今も昔も、私はおとんのことをほとんど知らない、というか把握しきれていない。

 

世界中とびまわりすぎて、帰宅すると娘にいらっしゃいませと言われていたらしい人。

結局なんの仕事というか活動をしていたのか、ていうかいったい何者だったのか。

異様にいい自分の記憶力と周りからの色々な情報の錯綜で大混乱していた時期もあった。

 

 

 

小学生のころの、誰かお友達に渡しそびれたのであろうプロフィールカード?(当時女の子流行ってた、色んな質問に答えていくやつ)も発見。

 

”けっこんするなら _______ !” って質問へのちびっ子ななみの回答が

(たぶん結婚したいタイプとかアイドルとかなりたいお嫁さん像書くのが正解)  

 

 

”けっこんはしないと思うけど、女の子を2人ひきとってそだてる”

 

で爆笑。

 

どうした、ななみ!

素朴っぽい顔なのに、すごい斜めの角度からくるじゃん!

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この頃大人不信でやたらと考えが大人びていた自覚はあるんだけど、今になって当時の写真とあわせてみると見た目と中身のズレに笑えます。

こういう子嫌いじゃないけどな~タイムスリップして語りたいわ(笑)

 

 

この結婚観?は完全に母への尊敬から来たもの。

顔も生き方もとにかく母親に憧れていた子供で、少しでも近づこうと何でも真似していた。

おかげで字は小さいころキレイだったのに母に似せてたら今もクセ強め、歯並びもキレイだったのに母のようにしようと毎晩ギューギュー押してたら大人になってから矯正するという大誤算(笑)

けど、すっとした鼻に憧れるものの親戚で集まると私1人丸っ鼻、そもそも唯一のA型。

血液型も、目鼻立ちも、アルコール弱いところも、遺伝によるものは全部父親譲り。

 

 

そして性格は知らないから比べようがないけど、今ふと気づけば父と同じ生き方。

 

なんの仕事というか活動をしているのか、ていうかいったい何者なのか。

私が今しょっちゅう聞かれる質問は、私が父親に抱いていた疑問と同じ。

 

 

あ、でもおとんは会社員には絶対なれないしならないとずっと言っていたらしいけど、私は一回会社員やったぞ。(ドヤ)

有給でクウェートに踊りに行ったりサーカス始めたりどこで何してるのか全然わかんない新人社員についたあだ名はペガサスだったけど。。

会社も楽しかったけど、定年まで会社員を全うした母のようには勤めあげられなかったのはやっぱり父のDNAの強さなのか。

 

 

 

夢を追いかけると家族を捨てて野垂れ死ぬことになるぞと言われて育ち、自分でもそれを意識し、気をつけてたはずなのに。

 

 

今や夢しか追いかけてない。やばい(笑) 

 

でも、最近それでもいいなって思えるようになってきた。

いや、思えるという肯定的な書き方をしていいものなのかもわからないけど。

 

人生を懸けられる、自分にはこれしかないっていう道がほしいとずっと思ってきた

必ずしもそれを見つけなくたっていいんだよ、それがなくても人は幸せに生きられるんだよという意見があるのも知ってたけど、

私は自分の人生にそれがほしかった

ダンスにも国際協力にも命を懸けられない自分がコンプレックスだった

それはダンスの道を突っ走る人たちに囲まれていたからだと思ってたけど、実はおとんDNAなのかもしれないなぁ

 

懸けられるものを見つけた今

3年人生縮めたらproud storyのワールドステージ実現できるよって神様に言われたらきっとほいほい10年くらい差し出しちゃう。

私にとってはそれでも幸せな人生なんだろうと思うし、あぁ父親似だなぁと思う。

その生き方を尊敬はしないけど理解できる。

proud storyを始めて、父への気持ちもだいぶ変わったような気がするかな。

 

 

誰だったんだろうとは今でも思う。

アルバムとか見ると、もうほんとどういう人??って(笑)

父親のことを知りたい、その先に繋がる自分のことを知りたい。

子供のころから思春期までの私の原動力はそれだった。 

けど、大人になってまぁ誰でもいいかなと思えるようになった。 

何をしていた、どんな人だったとしても、その血を繋いでくれた人ではあるし。

 

今思うことは、生きているなら自分の決めた生き方に納得してはいてほしい。

まぁその夢の犠牲になった身ではあるけど、その辺の事情も知らんけど、あの時こうすればよかったとか思っていたら残念。

いや、人生そういう後悔も色気だろうけど、むしろその未練は家族としては有難いけど、やっぱりそれをうわまわるかっこいいことを重ねていてほしい。

かっこ悪い人なんだろうけど、かっこつけていてほしい。

地位名声やお金がなくても いい。良い人じゃなくてもいい。

かっこよさだけは死ぬまでなくさないでほしい。

 

そして私も、母のDNAも父のDNAも両方受け継いだ私なりにかっこいいひとになりたい。

本当は大好きで尊敬するお母さんのようになりたかったけど、どうしてもなれなかった。

好きか嫌いかはよくわからないけど尊敬はしていないお父さんのようになった。

非常に残念だけど(笑)、もうこれしょうがない。

DNAには逆らえないんだろうなぁ。遺伝子おそるべし。。

サーキットがステージにはなったけど、爆音と歓声が響く熱狂した場所、高揚感。

似ているようで違う、私なりに描いている夢を追いかけている。

まぁ巻き込み事故は良くないので自分以外の犠牲者は出さないようにとは反面教師からの学びで気を付けていますが。

1度しかない短い人生、心踊らせて生きていきたい。

そんな風に思ってしまっております。

 

というわけで良く言えばドラマチック、悪く言えばハイリスクな生き方をしそうな予感しかしませんが、皆さま引き続き見守ってください。

巻き込まれる勇気のある方は自己責任でお願いします(笑)

 

最後に赤ちゃんななみの悪巧み顔をどうぞ。

人生いろいろあるけど楽しいのがいいね。 いっひっひっひ。

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