my proud story

proud story代表 知夏七未です。proud storyプロジェクトにこめた想い、私なりの”素敵な自慢話”。

知夏七未として生きること

だいぶお久しぶりな知夏七未です。

自分が振り返る日記みたいな記録は大量に書きためるんですが・・このブログも下書きばっか溜まっていきます(笑)

 

ところで。

知夏七未、本名じゃなくて活動名なのですが、年末年始に昔のメモやら写真を色々漁っていてあぁ私はいま知夏七未なんだなぁってなんだかつくづく思いながら書いています。(とは言えこのブログも1か月かかってる)


本名以外の名前は実は4つめ。最初はアメリカダンス留学時代、次に帰国して一瞬所属した事務所での芸名を約3か月。その後アルファベット名を経て知夏七未と名乗るようになりました。

 

芸事にしろ英語の先生にしろ、個人の活動としてやってきたことは基本的に人気商売の世界だったので本名以外を名乗る時は程度の差はあれキャラクターを演じてきました。

 

アメリカに行くときはいかにもアジア人な容姿の方がキャスティングに良いと明るい色でパーマをかけていた髪を真っ黒のストレートに。

その後の事務所ではハワイ出身の日系人という大きなキャラ変を求められたけどハワイ行ったことすらないし(笑)人の作った設定を四六時中演じるのは私には無理だと悟った黒歴史

 

その反省もあってフリーになってからは自分が背負う名前とキャラクターを自分でちゃんと決めました。

どういうキャラクター性を出したいのか、誰みたいになりたいのか、なんでその人に憧れるのか、書き綴ってイメージ写真として憧れの人のスクラップまでして。

そんな当時の自己プロデュース帳を見て、なんだか色々なことが思い巡ります。

 

ダンス漬けだった頃アルファベットの名前で欲しかった要素はただひたすらにクールでセクシーなかっこよさ。憧れはダンスの先生たちと、踊れるポップアイコンたち。

 

そして知夏七未になったきっかけ。

インスピレーションは知花くららさんでした。

ちょうどダンスだけじゃなくて国際協力とかもやっぱりやりたいかも・・と悶々としていたころの私に彼女はものすごく大きな衝撃で。

元々踊りをされていたという彼女のミスコンでのステージパフォーマンス、そして何日もシャワーも浴びられないような場所で国際活動をするときも良い香りをまとっていると美しくいられる気がすると持ち物の香水を紹介していたこと。

ミスコンのショーなんて水着で歩いてるだけ・芸能人のチャリティーなんて見せかけだけと思っていた私は、あぁこの人のやってることはほんものなのかもしれないと思い(なんか超上から目線だけどその時の素直な感想はそうだった)、ミスコンへの興味なんてゼロだったけどもしかしたらエンターテインメントと国際活動の両方の夢を叶えられる世界なのかもしれないと思いました。

彼女に憧れて雑誌を買ってステージや撮影、世界での活動の写真をスクラップするようになり、とりあえずその世界をのぞいてみようとミスコンのトレーニングに通うようになり、そして勝手に1文字使わせて頂いて知夏になったというわけです。

知夏七未になったとき、なりたいイメージとしてプロデュース帳に書いていたのは

・国際的で

・美しく

・やさしく

・強く

・しなやかで

・ダンサブルな

 女性でした。

言葉にまとめてあるとなんか照れくさいけど懐かしいな。

 

そんなイメージを描いて知夏七未さんになってから約10年。

昔の自分が書いた理想像や夢を見返すと、この10年濃かったんだなぁと思います。

飛び込んだミスコンの世界で有難いことに世界大会にも出させてもらった。

ご縁もあって予想外に10ヵ国以上でパフォーマンスもさせてもらった。

NGOと一緒に子供たちの舞台も作った。

英語の先生でメディアに出て“国際的になりたい”日本の人からたくさん反響をもらった。

そんなこんなを経て、今まで定め切れなかった道を見つけてproud storyを始めた。

10年前夢見たことを叶えた10年だったし、夢にすら思ってもいなかったような大舞台を経験させてもらった10年でもあったし、新しい夢に出会った10年でもあった。

そういう経験をしてきて私、あの頃目指していた知夏七未に近づけているのかな。

 

 

ちょっと前アーティスト仲間たちとFake it till you make itという言葉について語りました。

例えば絵描きになりたかったら、実際はプロの生活ができていなくても世の中がこの人は絵描きだと認めてくれるまで自分から僕はプロの絵描きですと言い続けて絵描きとしてpretend(振る舞う)して、そうしている間に世の中が認めてくれたらその人はきっと本当に絵描きになるんだろうね~と。

何ものでもない人が本物の何かになりたかったらそういう道はきっとみんな通るよね~と。

 

この感覚を私は知夏七未に対して持ち続けている気がします。

知夏七未はfake。嘘ではないけれど、知夏七未という名前とキャラクターを背負って、ずっとその掲げたイメージを追い続けて、そのイメージに繋がるような活動と発信をしてきました。

10年経って、私を知夏七未として認識してくれる人は増えた。

それでも、本物の知夏七未になったかと言われたらその自覚はまだないかな、と。

 

今の自分がなりたいイメージを形容詞に落とし込むと、結局10年前と同じ言葉にたどり着くような気がします。

だからきっとこれから知夏七未以外の新しい名前を自分に付けることはない。

名乗ることをやめることも、たぶんない・・・はず。

今でも知夏七未は私の憧れの人。

私は知夏七未になりたいと思っている。

そんな憧れの人に少しでも近づけるように、でも頑張りすぎると津山七未が疲れちゃうから(笑)鼻歌まじりに踊りながら、今年も知夏七未として顔晴っていきたいと思います。

 

・・という文章を年始に出す予定が節分もすぎちゃったけど、皆さまこれからも知夏七未をよろしくおねがいします♪

 

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